JA福岡京築は京築管内の6圃場にて、麦の収穫を前にした最終巡回調査を行いました。今年度4回目となる今回の調査は、JA職員に加え、普及指導センターや県の技術員、試験場の関係者と合同で実施しました。
昨年は、赤かび病や湿害などの影響を受けて収量が大きく落ち込む結果となりましたが、今年はその教訓を活かし、適期での薬剤防除や排水対策を徹底してきました。
調査ではコムギ黄斑病の発生が昨年よりも抑えられており、これまでの対策の効果が確認されました。
京築地域の麦の作付面積は約2,000ヘクタールに及び、収穫は5月下旬から順次始まる予定です。
JA福岡京築では、今後も調査や会議での分析をもとに、排水対策の強化や播種時期の見直し、病害への対応など、京築産麦の安定生産に向けた取り組みを進めてまいります。