京築地区の初夏の特産品であるスイートコーンの苗の播種作業が、2月10日から始まりました。JA育苗センターでは、生産者の労力やコスト削減につなげることを目的に、高品質な苗の生産・供給に取り組んでいます。播種作業は4回に分けて行われ、3月中旬まで続く予定です。
令和7年度は、スイートコーン部会員35名が約16ヘクタールに作付し、30,000ケースの出荷を予定しています。
築上町の椎田育苗センターでは、専用の培土を敷き詰めたトレーに、手作業で慎重に播種を行っています。その後、温床線を敷いたハウス内で苗を管理します。
3月上旬には、最も早い作型の苗の定植が始まり、4月上旬までの約1カ月間にわたり、JAで管理された苗の定植が続きます。
また、JA福岡京築では例年、郵便局と連携し、朝採れの新鮮な京築産スイートコーンを全国に届ける「宅配スイートコーン」に取り組んでいます。今年もその準備を進めています。