取材日記

JA福岡京築と豊前市、災害時燃料供給協定を締結

JA福岡京築と豊前市は、「災害時における石油類燃料の供給に関する協定」を結びました。豊前市役所にて行われた締結式には、JA福岡京築の時本数章組合長と後藤元秀市長が出席し、協定書を交わしました。

この協定は、大規模災害が発生した際に、緊急車両や市庁舎といった重要な災害対策施設に対して、ガソリンなどの石油類燃料を優先的に供給することを目的としたものです。

時本数章組合長は、「今、多くの方々に利用頂いている中で、災害時にも利用できるよう対応を進めております。同時に、職員自身が被災する可能性も考慮し、対応策を内部で調整中です。今後も地域の燃料供給拠点として役に立てるよう努めたい。」と述べました。 また、この協定締結に関して後藤元秀市長は、「被災時の備えでは水や食料に注目しがちですが、電力寸断の影響が出る中、持ち運び可能な石油燃料の確保も重要であり、今回JAがこれを確保してくれることは非常にありがたい。農業だけではなく、JAの多角的な支援の重要性を改めて伝える必要がある」と述べられました。

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