10月23日、JA福岡京築の豊前地区普通作部会は、豊前市役所を訪れ、令和6年度産の新米「夢つくし」300kgを豊前市の学校給食会に寄贈しました。この新米寄贈は毎年恒例の行事で、地元で収穫されたお米を学校給食に取り入れることで、地産地消を推進し、子どもたちが地域の農業に親しむきっかけを提供することを目的としています。豊前地区普通作部会の楠本嘉昭会長は「高温障害などで収量は少なかったが、何とか寄贈するお米を用意できた。地元の子どもたちに新鮮でおいしいお米を味わってもらいたい」と語り、地域とのつながりを大切にする取り組みを強調しました。
当日は楠本会長と豊前アグリセンターの鳥井敏行センター長が市役所を訪問し、後藤元秀市長と中島考博教育長に新米を手渡しました。新米の贈呈を受けた後藤市長は、地域の農業が生徒たちの食生活を支えていることに感謝の意を示し、子どもたちが地元の食材に触れることで食育にもつながると述べられました。このような取り組みを通じて、地域の農業や食文化への理解がさらに深まることが期待されるでしょう。