150周年記念の田んぼアートと農業体験 仲津小・仲津中の子どもたちが稲刈りに挑戦
10月30日、JA福岡京築仲津アグリセンターはアグリキッズ農業体験を開催。行橋市立仲津小学校と仲津中学校の約80人の子どもたちが参加しました。この毎年恒例の農業体験は、地域の子どもたちが農業の楽しさを学び、収穫の喜びを体験する機会として行われています。
今年は仲津小学校の創立150周年を記念して、地元の農家の方々が事前に「150」の形に整えた田んぼアートが登場。豊かに実った稲を使ったこのアートは、訪れた子供たちに感動を与えました。子どもたちは自らの手で稲を刈り取り、農業体験に喜びと達成感を感じながら、150周年の記念としての特別なひとときを過ごしました。
刈り取った稲は、12月に予定されている餅つき大会で使用される予定です。自分たちが刈った稲が餅へと生まれ変わる過程を見守ることで、子どもたちは収穫から食卓へと続く食の流れを学び、さらに深い理解と感謝の気持ちを育む機会となります。
第16回三毛門カボチャ品評会開催:猛暑を乗り越えた力作が集結
10月26日、福岡県豊前市立三毛門小学校にて「第16回三毛門カボチャ品評会」が開催されました。この品評会は、地元の幅広い年齢層が育てた三毛門カボチャが出品され、形状や色合い、粉吹き具合など、カボチャの品質を審査する毎年恒例のイベント。今年は18点のカボチャが出展され、5人の審査員によって厳正に評価され、その中から8つのカボチャが各賞を受賞しました。
審査を担当した京築普及指導センターの橋本一郎センター長は、「今年は猛暑の影響で定植後の管理が難しい年でしたが、全体的に非常に高品質なカボチャが揃っていた」と講評し、参加者の努力が伺えました。中には5kgを超える大きさのカボチャも出品され、育成技術の高さが示されました。
品評会終了後には、三毛門カボチャを使ったスイーツや団子汁が来場者に振る舞われました。
三毛門南瓜保存会の猫田信廣会長は、「歴史ある三毛門カボチャを今後も守り伝えていきたい」と語り、地域の伝統を継承し続ける決意を新たにしました。同保存会は今後も普及活動に力を入れ、三毛門カボチャの魅力を広めていく方針です。
豊前市の子どもたちに新米を JA福岡京築が地元産米を寄贈
10月23日、JA福岡京築の豊前地区普通作部会は、豊前市役所を訪れ、令和6年度産の新米「夢つくし」300kgを豊前市の学校給食会に寄贈しました。この新米寄贈は毎年恒例の行事で、地元で収穫されたお米を学校給食に取り入れることで、地産地消を推進し、子どもたちが地域の農業に親しむきっかけを提供することを目的としています。豊前地区普通作部会の楠本嘉昭会長は「高温障害などで収量は少なかったが、何とか寄贈するお米を用意できた。地元の子どもたちに新鮮でおいしいお米を味わってもらいたい」と語り、地域とのつながりを大切にする取り組みを強調しました。
当日は楠本会長と豊前アグリセンターの鳥井敏行センター長が市役所を訪問し、後藤元秀市長と中島考博教育長に新米を手渡しました。新米の贈呈を受けた後藤市長は、地域の農業が生徒たちの食生活を支えていることに感謝の意を示し、子どもたちが地元の食材に触れることで食育にもつながると述べられました。このような取り組みを通じて、地域の農業や食文化への理解がさらに深まることが期待されるでしょう。
今元小学校の児童が芋掘り体験―農業と環境保全を学ぶ貴重な一日
10月11日、JA福岡京築と元永資源保全委員会が共同で、今元小学校の1、2年生計80名を対象にした芋掘り体験が行われました。この活動は、元永資源保全委員会が主催する「農村環境保全活動」の一環で、学校教育との連携を目的としています。児童たちは6月に植えた紅あずまや紅はるかの苗、約200本がどのように成長したかを実際に観察し、自らサツマイモを掘り上げる楽しみを体験しました。
元永資源保全委員会の代表である宮崎栄樹氏は、「この体験を通じて、児童たちが農業の大切さや自然の恵み、資源の有効活用について学んでほしい」と話し、芋掘り体験が地域に根ざした農業の魅力を伝える機会となることを期待しています。また、この体験は、農業や環境保全への意識を高めるための啓発・普及活動としても位置づけられており、将来の地域社会を担う子どもたちにとって、貴重な学びの場となりました。
JA福岡京築と行橋市、災害時の燃料供給協定を締結 緊急車両や重要施設への優先供給体制を確立
2024年10月1日、JA福岡京築と行橋市は、「災害時における石油類燃料の供給に関する協定」を結びました。
行橋市役所にて行われた締結式には、JA福岡京築の時本数章組合長と工藤政宏市長が出席し、協定書を交わしました。
この協定は、大規模災害が発生した際に、緊急車両や市庁舎、消防本部といった重要な災害対策施設に対して、ガソリンなどの石油類燃料を優先的に供給することを目的としています。京築地域において、JAと自治体がこのような協定を結ぶのは初めてのことです。
時本数章組合長は、「災害時にはガソリンスタンドの担当者も被災する可能性があるため、どのように店舗を開けられるかを検討しつつ、職員の意識向上にも努めていきたい」と述べました。
行橋市では、この協定により、消防車や救急車の燃料、さらに公共施設の自家発電に必要な燃料を確保でき、住民の生命と財産を守るための活動を継続的に行うことが可能になります。
地域との絆を深める環境美化活動 — 豊前市クリーン作戦に参加
9月28日、JA福岡京築豊前支店の職員や年金友の会豊前支部委員、女性部の28名が、豊前市が主催する「秋の環境美化の日『豊前市クリーン作戦』」に参加し、市内の清掃活動を行いました。
この活動は、今年で25回目を迎え、地域の環境美化やゴミの散乱防止を目的に行われています。参加者たちは清掃を通じて、地域住民や他の参加者との交流を深め、地域社会との結束を再確認しました。
JA福岡京築は、今後も地域との繋がりを大切にし、継続的に活動を続けていく方針です。
高品質な「あまおう」生産へ ―生産が本格化-
JA福岡京築では9月中旬より苺「あまおう」の定植を開始。
今年の苺苗は、2回に分けて陽光処理を実施し、苗の体力を回復させ、花芽分化を促進する工程が完了。株冷処理は8月30日~9月18日に行われ、苗の引き渡しは9月19日に行われました。
9月中旬からは花芽の検鏡作業が始まりました。花が出ていない状態で定植すると、肥料の影響で分化が遅れる可能性があるため、花芽が正常に分化しているか確認した上で、組合員様に最適な定植タイミングを指導しました。収穫は早ければ11月末から始まり、12月初旬には本格的な出荷が見込まれます。特にクリスマス商戦に向けた収穫が進み、関東市場を中心に、関西エリアや地元市場への出荷も予定されています。
この取り組みは、今後の苺生産における重要なステップとなり、消費者に高品質な「あまおう」を届けるための準備が着実に進行しています。
小学生を対象に稲刈り体験を実施 農業の楽しさを学ぶ
JA福岡京築は9月13日、豊前市立山田小学校の5年生14人を対象にアグリキッズ稲刈り体験を開催しました。
児童達は湯越農園の圃場約15アールで稲刈りに挑戦し、5月29日に自分たちで植えた「夢つくし」を収穫しました。この体験はJA福岡京築豊前アグリセンターと地元農家が協力して実施したもので、児童たちはJA職員や農家の指導を受けながら作業に取り組みました。
参加した児童たちは「意外と難しいけど、農業は楽しい」と感想を述べ、湯越農園も「子どもたちに楽しんでもらいたい」と今後も協力を続ける意向を示しました。
三毛門カボチャの収穫体験で食育を実感 〜次世代へ伝える豊前市の伝統〜
9月9日、三毛門地区の小学生が豊前市の名産品「三毛門カボチャ」の収穫体験を行いました。このイベントは、三毛門カボチャ保存会が教育資源として守り育て、次世代へ継承するために毎年実施されています。今年は約5アールのほ場で約80個のカボチャが収穫されました。三毛門カボチャ保存会の猫田信廣会長は「今年の出来は昨年並みだ」と話しました。子どもたちは、一生懸命に大きなカボチャを持ち上げながら、収穫の楽しさを体験し、農家の方々から指導を受けました。収穫したカボチャはだんご汁として給食で振る舞われ、自分たちで採った野菜を食べる貴重な経験を通じて、食べ物への感謝の気持ちを育む良い機会となりました。
145年続く伝統行事『坪刈り』、二塚地区で実施
9月3日、行橋市の二塚地区の水田で「坪刈り」が行われた。坪刈りは、1坪(3.3平方メートル)当たりの収量を測り、その年の米の全体収量を予測する伝統行事である。この地区では、選ばれた水田の稲を鎌で刈り取り、昔ながらの脱穀機や唐箕を使い、手作業で籾にする。1880年(明治13年)から続き、今年で145年目を迎える。
今年は5人の生産者の収量を計測し、最も多かった生産者は10アール当たり約480kgを収穫した。生産者によると、イネカメムシなどの害虫被害が懸念されていたが、収量は良好だという。
代表の石本裕達さんは「これだけ長く続いている行事はこの地域では珍しい。この伝統を守るためにも、若い生産者をこの会に参加させていきたい」と語った。
直売所で賑わう「JA直売所盆商戦」 地元産の花と食材が集結
JA福岡京築は8月10日から13日まで、管内直売所で「盆商戦」が開催されました。「ほおずき」「キク」「ケイトウ」など、地域の農家が丹精込めて育てた色鮮やかな花々が並び、各直売所は大いに賑わいを見せました。
地元産の花を求め、多くのお客様が来店し、家族や先祖を迎える準備を整えました。
特に福岡京築は県下最大のほおずき等の花卉産地であり、地域内外から多くの人々が高品質な花卉を求め、JA直売所に訪れました。
また、直売所では盆花のほか、お供え用の果物や鮮魚をはじめとする食材も豊富に揃い、地域の食材でお盆を迎えるための一連の準備ができる場として活況を呈しました。
JA福岡京築は、こうした地元産品の販売を通じ、地域コミュニティとのつながりを大切にしながら、季節ごとの伝統行事を支える取り組みを続けていきます。
稲刈り本格化! 営農組合も収穫開始
8月上旬、JA福岡京築では稲刈りが本格的に始まり、農家の皆さんが忙しく作業に取り組んでいます。当JA管内では、約4500ヘクタールの田んぼで米作りが行われており、その一環として、築上町の農事組合「今津の郷」では16日から稲刈りがスタートしました。
同組合は約30名で構成されており、稲作では「ゆめつくし」「元気つくし」「ヒヨクモチ」の品種を栽培しています。稲刈り当日は、3名がコンバインを操作し、見事に実った「ゆめつくし」を次々と刈り取っていきました。今年はイネカメムシやウンカの大量発生による被害が懸念されていましたが、同組合の田中康男組合長によると「害虫被害はなく、例年通りの出来栄えです」とのことです。
管内での稲刈りは10月上旬まで続く予定です。今後も地域の農業を支えるため、しっかりとした収穫が期待されています。
いちじくシーズン到来:販売戦略と安全対策を強化
8月初旬、JA福岡京築のいちじく専門部は令和6年度産いちじくの出荷を開始しました。同JAのいちじく専門部は18戸の生産者が196㌃の作付面積で生産を行なっています。「蓬莱柿」「とよみつひめ」2つの品種を合わせて約6.8tの出荷を計画。「蓬莱柿」が830円/kg、「とよみつひめ」を900円/kgの販売目標単価で市場に供給される予定です。
さらに、JA福岡京築は、品質の高いいちじくを消費者に提供するために、害虫防除の徹底と農薬の適正使用を重点的に取り組む方針です。残留農薬検査も強化し、安全で安心できる製品作りに努めます。また、販売面では、市場との連携を一層強化し、福岡いちじくのブランド化推進事業を通じて消費拡大を目指します。これらの取り組みが地域経済に貢献し、消費者からの信頼を更に深めることが期待されます。
大豆部会による現地研修会で収量向上を目指す
8月7日、JA福岡京築は大豆部会の現地研修会を開催しました。研修会には管内の大豆生産者約30人が参加し、普及指導センターの担当者が今井ぎおん営農組合の栽培方法を基にした営農指導を行いました。この組合は管内でも大豆の収量がトップクラスであり、その生産方法の秘訣を共有することで、管内全体の大豆収量を底上げすることを目的に研修会が行われました。
研修会では、理論だけでなく実際の大豆畑を訪れて栽培状況を学び、生産者たちは今後の栽培計画にこれを活かす貴重な体験を得ました。また、今後はJA福岡京築の担当者が各生産者に対して個別巡回を行い、生産方法の改善指導を進めていく予定です。
JA福岡京築新田原果樹部会、行橋市長を表敬訪問 地元産果実のPRで地域農業振興を推進
8月2日、JA福岡京築新田原果樹部会の役員4名が行橋市の工藤政宏市長を表敬訪問し、地元産の果実の魅力を伝える取り組みを行いました。表敬訪問には、総合部会長の鞘野正明氏も同行し、工藤市長に地元産の桃と梨を贈呈しました。部会で出荷される果物の現状や、品質向上に向けた取り組みについても説明が行われました。
また、この訪問では京築産果物のPR方法について、市長と意見交換が行われました。訪問の目的は、今年の果樹栽培の状況報告だけでなく、今後の果樹地域振興と市との連携強化を図ることでした。工藤市長は、今後も部会に対して地域農業の振興に大いに期待し、協力する意向を示されました。
新田原果樹部会では、8月上旬からイチジク「蓬莱柿」の出荷が始まり、続いて梨の収穫が10月下旬頃まで、柿「秋王」が10月下旬から、キウイ「甘うぃ」が11月中旬からそれぞれ続きます。「フルーツのふるさと新田原」として、秋の収穫シーズンが長く続くことが期待されています。
福岡京築:新茶の互評会開催
7月31日、豊前市の総務金融本店で京築地域の生産者による新茶の互評会が開催されました。このイベントは、毎年生産者が自らの茶の品質を確認し、向上を図るために行われています。今年は、荒茶7種、仕上げ茶5種、和紅茶1種の計13品目が出品され、参加者はそれぞれの茶の出来栄えを審査しました。
審査は福岡県茶生産組合連合会の専門家が担当し、茶葉の見た目や香り、お湯を注いだ後の味わいなどが確認されました。その後、各品目について講評が行われ、生産者たちはその内容を真剣に受け止め、今後の品質向上に向けた改善点を探していました。この互評会は、生産者同士の意見交換の場ともなっており、地域全体で茶の品質向上に努めるための大切な機会となっています。
互評会を通じて、京築地域の生産者たちは互いに技術や知識を共有しながら、地域全体の茶の品質をさらに高めていくことが期待されています。これにより、京築地域の茶がさらに高品質なものとなり、販路の拡大にもつながることが期待されています。
水稲栽培緊急講習会を開催 - イネカメムシとトビイロウンカ対策を強化
JA福岡京築は7月29日、管内でのイネカメムシの多数発生情報と福岡県でのトビイロウンカの飛来確認を受け、水稲栽培の緊急講習会を開催しました。講習会は管内の4会場で行われ、約350名の生産者が参加しました。
講習会では、普及指導センターの担当者が、2回の防除を行うことを指導しました。また、有効な薬剤について、実証データを基に説明し、効果的な防除方法が紹介されました。防除は、飛来したカメムシの成虫とその後に発生する幼虫を対象とし、「出穂期+出穂7日後」の2回防除を徹底するよう指導が行われました。
生産者たちは、この指導に基づいて適切な時期に防除を行い、被害を最小限に抑えることを目指しています。
アグリキッズ農業体験 田植えを学ぶ
JA福岡京築仲津アグリセンターは6月24日、アグリキッズ農業体験を開きました。
行橋市立仲津小学校と行橋市立仲津中学校の子供たち、合わせて約80人が参加しました。農業体験は講師の太田完治さんの水田で行いました。この農業体験は毎年行われており、モチ米「ヒヨクモチ」の田植えから収穫、収穫したもち米を使用しての餅つき大会までを一連の流れとして行っています。子供たちは、太田さんの指導をうけてから、中学生と小学生がペアになって一株ずつ丁寧に田植えを行いました。
子供たちは、今回の農業体験にて泥だらけになりながらも食とそれを支える農業の大切さを学びました。今回植えたもち米は10月下旬に稲刈りを行います。
スイートコーン祭り開催 朝採りスイートコーン約10000本を販売
JA福岡京築は「スイートコーン祭り」を16日、ちくじょう町のメタセの杜で開催しました。
このイベントは京築産スイートコーンのPR、生産者の所得向上を目的として開催しており、朝採りされた新鮮なスイートコーンを約10,000本用意し販売をおこないました。スイートコーン直売のほかにも、JA青壮年部による焼きコーンの販売、JA女性部によるコーンボールの試食会もおこないました。
スイートコーン直売は販売開始前から長蛇の列となり、予定より早く完売しました。JA園芸統括センターの片峯啓貴主任は、「販売前から賑わいをみせ、京築産スイートコーンを多くの方にPRすることができた。」と喜びを見せていました。
エフコープと合同開催! スイートコーン収穫体験
JA福岡京築は6月15日、旬を迎えたスイートコーンの収穫体験を豊前市にて開催、家族連など約300人が参加し大きな賑わいを見せました。
このイベントは食育や農業体験を目的としてJA福岡京築とエフコープ生活協同組合京築支所が合同で毎年開催しています。参加者は同JAの職員からスイートコーンの収穫指導を受けた後、収穫体験を行いました。
収穫したスイートコーンは1本200円で販売。参加者はお気に入りのスイートコーンを求め、吟味して収穫体験を行いました。エフコープ京築支所の山邊清美支所長は「なかなか体験できないイベントとなっているので引き続き開催していきたい。そして、京築産のスイートコーンをさらに広めていきたい。」と話されました。
全国へ“まごころ”を! 宅配スイートコーン出発式
初夏の味覚を全国へ届ける「宅配スイートコーン」の出発式が6月3日、JA福岡京築の東部集荷場で行われました。JAのスイートコーン部会員、郵便局局長、JA関係者など約40人が参加し、朝採りされたスイートコーンを積み込んだトラックの出発を見送りました。
JA福岡京築では郵便局とタイアップした「宅配スイートコーン」に取り組んでおり本年で36年目を迎えます。甘さと鮮度を保つため早朝に収穫されたスイートコーンをその日に発送し、全国の消費者のもとへお届けしています。
JAのスイートコーン部会の栽培面積は約16㌶あり、約36,000㌜を出荷する見込みです。本年の出荷について同部会の行平部会長は「安全で安心、新鮮かつ高品質なスイートコーンを生産・出荷するとともに“まごころ”を全国に届けていく」と意気込みを語りました。
京築恵みの郷「ゆくはし店」“5周年記念創業祭”開催!!
JA福岡京築の農産物直売所である京築恵みの郷「ゆくはし店」は6月2日、創業5周年を記念して“5周年記念創業祭”を開催しました。当イベントではお客様・出荷者に感謝の意を込め、豪華景品が当たる抽選会など様々な催しを行いました。
イベント当日は、開店前から長蛇の列をなしてお客様が並ばれ、レジの通過人数のみで1,837人、当日の売上は目標を達成し、数多く準備していた抽選券も想定以上に早く無くなる程の賑わいを見せました。
同店舗は毎年、計画を大きく上回る売上実績を出しており、今年度は8億5000万円の売上を計画している。長野隆行店長は「お客様・出荷者・スタッフのおかげで目標以上の販売実績を出すことが出来た。今後は、当店舗を年間10億円以上の売り上げが出せる店舗にすることを目標に日々尽力していきたい。」と話していました。
収量向上へ!大豆部会設立
JAは5月7日、大豆部会を設立、各地区から代表者が集まり役員会を開催しました。
JAは県下3位の大豆作付面積を有していますが、難雑草や害虫の大量発生による生育不良などの問題を抱えており、単収が上がらず県下で下位の状況です。その為、京築大豆の栽培技術向上のため、各地区の代表者を募り、JA・生産者共に栽培講習会等の充実による栽培技術の定着が急務となってくる事から部会を発足することとなりました。
JAは大豆の収量を増やす為、令和7年度より品種を現在生産している「フクユタカ」から「ちくしB5号(ふくよかまる)」に全面転換します。その為に令和6年度の大豆部会は令和7年度に向けて新しく生産する品種の先進地視察や試験栽培ほ場の設置による栽培技術の向上を目指していきます。
令和5年度事業所表彰
JAでは、4月30日の理事会にて令和5年度に優績であった直売所と今後のJAの経営改善にとって有益な企画書を提示した事業所を表彰しました。
今回、表彰された各事業所と内容は以下のとおりです。
【善行功労表彰】
京築恵みの郷 ゆくはし店
・販売実績の向上
・販売促進の強化
・客単価の向上
【提案表彰】
築城支店
・良好な職場風土の構築
勝山支店
・業務固定化による専門知識向上の構築
勝山AC
・人材の育成、確保に向けた共済研修制度の確立と支援体制整備
豊前AC
・農協職員による農作業応援体制の構築
早期目標達成に向けて 令和6年度キックオフ大会開催!
JAは4月26日に、令和6年度渉外担当者キックオフ大会を開催。新年度の早期目標達成を目指し、一丸となって取り組む事を確認しました。
大会ではライフアドバイザーが決意表明を行い、今年度の抱負を各自述べました。
最後に役員から激励の言葉をいただき、令和6年度のスタートを切りました。
大玉生産へ!キウイフルーツ栽培講習会
JAのキウイフルーツ部会は4月19日、管内の組合員の農場にてキウイフルーツの栽培講習会を開催しました。講習会には約20人の生産者が参加し、普及センターの職員が栽培管理について説明しました。
管内のキウイフルーツは新梢伸長期を迎え、着蕾が確認されており、その成長度に合わせた講習が行われました。主に新梢管理や摘蕾について説明が行われ、講習内容を徹底することにより果実がより大玉になることを生産者に伝えました。
また、今年度より当部会はキウイ農園用の乗用草刈機の貸出を開始しました。これにより生産者の負担を減らすとともに作業の効率化を図っていきます。貸出料金も安価であり、生産者からも良い反応が伺えました。
当部会は今後も成長度に合わせた講習を行う予定で、管内のキウイフルーツ農家の技術の確立を図っていきます。
【スマート農業普及へ】自動操舵トラクター実演会開催!!
JAは4月18日、みやこ農機センターにてスマート農業普及のため“GNSSガイダンスシステム”を搭載したトラクターの実演会を開催しました。
GNSSガイダンスシステムとは、トラクター、田植機等に後付けで使用可能で、ハンドルを自動制御し、設定された経路の自動走行を可能にしたシステムです。このシステムを導入することにより、農機具の運転に不慣れな方でも正確な作業が可能になります。
実演会には組合員約50人が参加し、クボタアグリサービス(株)の担当者が実演を行いました。参加者は実演を見学しながら、システムを活用することよる作業効率の向上や使用肥料削減等の説明を受け、大きく興味を示していました。
スマート農業が普及することによって熟練者ではなくても高度な農業経営が可能なります。これにより農業に対する敷居が下がり、懸念されている農業人材不足の解消にもつながる可能性があります。
今後もJAはスマート農業普及のため、積極的に普及活動を行っていく予定です。
京築恵みの郷「ちくじょう店」“大創業祭”開催!!
JAは13日、京築恵みの郷「ちくじょう店」の創業1周年を記念して“大創業祭”を開催しました。当イベントではお客様・生産者に感謝の意を込め、抽選会や団子汁の無料提供など様々な催しを行ないました。
当日の来客数は1000人以上を記録。利用者からは「こんなにも人が多いのを見るのは初めて」、「これを機に賑わってほしい」といった声が聞かれました。
JAの時本組合長は「利用者に飽きられない為にも新たな気持ちでスタートし、安心・安全な農産物を提供していく。そして、地域で一番の直売所になれる様に尽力したい。」と語られました。
今後、当店は今回獲得したファンに引き続き利用してもらうために定期的にイベントを開催していく予定です。
たけのこ堀り体験 5年ぶりに復活!
4月7日、勝山のJA採れたて市場にて「第9回たけのこ祭り」が開催されました。当イベントでは今、収穫の最盛期を迎えているたけのこの販売会と収穫体験が開催され、地域の人々が賑わいを見せました。
販売会では、地元の農家が丹精込めて育てたたけのこを販売。また、試食会も行い多くの来場者がその美味しさに魅了されました。地域に根付いたこのイベントは、地元農業の活性化につながっています。
また、5年ぶりに復活した 収穫体験では、参加者たちは自然の中での体験を楽しみました。生産者の指導の下、静かな森の中でたけのこを探し出す喜びや、地面から採り出すときのワクワク感が参加者を魅了。特に子供たちは大人たちと一緒になって冒険心をくすぐる体験を楽しみました。
来場者からは、「全国に通用する美味しさ」、「勝山のたけのこをブランド化してほしい」といった声が聞かれました。このようなイベントが定期的に開催されることで、地域コミュニティの活性化や農業への関心が高まることが期待されます。
JA理事、役職員みやこ町新年のあいさつ会に参加
1月10日にみやこ町豊津公民館で「みやこ町新年のあいさつ会」が数年ぶりに開催されました。JAからは進公義組合長をはじめ、理事や役職員などが参加し、同町内の企業や団体の代表者の方々に新年のあいさつをしました。
あいさつ会では、進組合長が開会宣言を行い、鏡割りの後と企業や団体の代表者の方々と新年のお祝いを行いました。
JAでは令和6年も管内の企業や団体と協力して、事業運営を行なって行きます。